PLUMERIAの日記

天使になった愛犬モモが私に残してくれた愛のメッセージ。モモとの16年5ヶ月の軌跡を辿りながら、私は愛と感謝を受け取っています。そして読者の皆様へ命の煌めきや優しさが届くことを願い書いています。もし心が癒される人が一人でもいるのなら、私はとても嬉しく感じます。きっとモモも、お空から喜んでくれると思います。

~戸惑いと抵抗~頭でっかちの躾でモモが入院 vol.5

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ここはどこだろう?

昨日まで一緒だった、ママやお兄ちゃん、お姉ちゃん達はとってもフワフワであったかかったのに・・・どこへ行っちゃったの?

この人達は誰だろう? 

どうしてわたし、ここにいるの?

もしかしてわたし、人間なのかな?

・・・これから どうなるんだろう・・・・

 小さなモフモフのモモは、生後約30日で我が家にやってきました。
初めての夜、縁側に置いたゲージの中にタオルを敷いてモモを寝かせ、私は自分の寝室に入りました。


夜中、キューキュー甘えた声で泣くモモのところへ行って、抱きしめたかったけれど、まだ犬には慣れていなかったし、ちゃんと躾けなければいけないと思って、朝まで様子を見に行くのを我慢しました。

今思うと、ママや兄弟と離れ離れになって知らない家に来て、どんなに心細かったことか・・・。
初日くらい、側に寄り添ってあげれば良かったなぁ~。

モモごめんね♡

 

自分にとってとても重要で、しかも未知の体験がやって来た時、私は大きな戸惑いや抵抗反応が現れて、興奮状態になります。

大抵それは「やる意味がある!」「変化した時に得る宝物が大きい!」という魂からのサインなんですけど。

 

私はその夜、交感神経がびんびんに働き、モモのことが気になって一睡もできませんでした。

 

お日様が顔を出し、空が薄明るくなると、朝が来るのを今か今かと待っていた家族が、目の下に隈を作って、同時にそれぞれの部屋から出てきました。

皆が同じ思いで夜を過ごしていたことがわかり、大笑い!!

一目散でモモのところへ向かいました。

 

「良かった~生きてた~♡」

 皆ほっとして、撫でたり、抱っこしたり。

ほんと可愛くて、見てるだけで癒されて、仕事に行くのが嫌になっちゃいました。

 

この頃の私は、仕事場に行く=戦場に行く戦士のようでした。

 ヒーリングの仕事にも関わらず・・・。

解決しなければならない問題をいつも抱えていて、自分の内側と外側がバラバラな感じがしていました。

だからモモは、私のところにやってきた【癒やしの救世主】のようでした。

 

でも、トイレの躾ができるまでは、そこら中でウンチやオシッコをするし、慣れない環境でストレスのせいか下痢をしたり、ご飯を食べなかったり・・・家の中はしっちゃかめっちゃか。

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そんな状態なのに、仔犬の育て方のマニュアル本で頭でっかちになった私の、「前のめり躾け教室」がはじまりました。

「小さなうちに私がリーダーだと教えなきゃ」と、それ程の悪さをしていないのに「いけない!!」とひっくり返してお腹を上にして叱ったりして「モモは私より下なんだよ!」と教え込もうとしてしまいました。

頭でばかり考えて、感情は焦り、ゆっくり育もうという余裕がありませんでした。

モモと私の間に流れる自然のリズムに委ねることができなかったのです。

 

モモは日に日にストレスを抱え、気付いたら体力が弱って死にそうにり、入院してしまいました。

1週間、病院に入院している間、私は毎日面会にきました。


家族に会えて喜んでくれるのかと思いきや、モモは私の顔を見るなり後ずさりして逃げました。

そこで初めて気付いたのです。

ガガーーーーーン!!ストレスの原因は私だったのね!!

私はショックを受け、こんなに小さな生まれたてのモモを傷つけて、恐がらせていた自分を責めました。