PLUMERIAの日記

天使になった愛犬モモが私に残してくれた愛のメッセージ。モモとの16年5ヶ月の軌跡を辿りながら、私は愛と感謝を受け取っています。そして読者の皆様へ命の煌めきや優しさが届くことを願い書いています。もし心が癒される人が一人でもいるのなら、私はとても嬉しく感じます。きっとモモも、お空から喜んでくれると思います。

モモとの出会い vol.4

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2002年4月24日に、長野県飯田市の原さんのお宅で、牡5頭、牝3頭のゴールデンレトリバーの仔犬が生まれました。

私は犬知識ゼロだったので、「ゴールデンレトリバーの飼い方」や「犬の躾け方」の本を読みあさり、一ヶ月後には頭でっかちな飼い主候補となりました。

更に、ゲージ、首輪、リード、トイレシートやご飯用のお皿など、必要な物を買い揃えて準備をしました。

そんな私を横目で見て見ぬ振りをする父・・・。

私は、この段階で止められなかったので、きっと父が「ゴールデンもいいかなぁ~♡」と考えているのだと思いました。

 

そしていよいよ、綾ちゃんがゴールデンの仔犬を飯田に引き取りに行く日が来ました。

南信の飯田までは車で3時間ほどかかります。

 

綾ちゃんに「父からまだ承諾を得ていないけれど、なんとかする!!」と話し、綾ちゃんも「とりあえず連れてくる!!」と出掛けて行きました。

 

その日は、仕事がお休みの日でした。

初めての仔犬、そして父を本当に説得できるのか・・・?

私はソワソワして何も手につかず、連絡を待っていました。

 

「アッキーに顔がそっくりな女の子がいたから、この子を連れて帰るね!」と綾ちゃんから連絡が入り、どんな子が来るのか、ワクワクドキドキでした。

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長野須坂東インターの高速を降りてすぐ近くにあるTSUTAYA書店の駐車場で待ち合わせ、私は綾ちゃんと仔犬の到着を首を長くして待ちました。

 

そして、待ちに待った仔犬との運命の出会いの時が来ました。

ママや兄弟と離れ離れになってしまった仔犬は、まだ訳もわからず、高速に揺られて疲れているようでした。

 

愛嬌のある丸顔で身体もマルマルしていて、毛の色も私の好みのクリーム色。

私が手を出すと、指をぺろぺろ舐めてニコニコしていました。こんなに可愛い犬は初めてで、離したくないと思いました。

でも、どうやって扱って良いのかわからず、ちょっと怖くもありました。


すぐに連れて帰りたくなりましたが、とりあえず父を説得しなければならなかったので、仔犬を綾ちゃんに託して家に帰りました。


私は、仕事から帰宅した父に、ゴールデンレトリバーの仔犬が飯田からやってきた事、その子のとびっきりの愛らしさを、ありったけの情熱を込めて伝えました。

私の熱意に押され、頑固な父が折れました。

「明日連れて来て貰いなさい。その子を飼うことにしよう。」と言ってくれた時は、

もう嬉しくて嬉しくて、父に抱きつきたい気分でした。

綾ちゃんに「飼えることになったよ!!」と興奮状態で報告した時のことを今でも鮮明に覚えています。

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そして翌日の夕方、ゴールデンの仔犬が我が家にやって来ました。

 

家族は皆、仔犬をひと目見た瞬間から、メロメロ♡

本当に可愛いかったなぁ~♡

 

名前は母が付けました。

普段、自己主張を全くしない母が

「名前は私に付けさせて!!きっと私が一番面倒をみることになると思うから!!」

と珍しく後に引かず、仔犬はモモという名前になりました。

モモの正式名称は「Apricot  Blossom

その名の通り、モモは林檎、杏、桃、葡萄など北信の名産品の果物が大好きな子になりました。

我が家には林檎、杏、プルーンの木があるので、実りの季節の散歩は大興奮!!

 

葡萄やプルーンは、犬には食べさせない方が良いみたいですが、モモは平気でした。

モモ、い~っぱい、い~っぱい食べたよね~♡