PLUMERIAの日記

天使になった愛犬モモが私に残してくれた愛のメッセージ。モモとの16年5ヶ月の軌跡を辿りながら、私は愛と感謝を受け取っています。そして読者の皆様へ命の煌めきや優しさが届くことを願い書いています。もし心が癒される人が一人でもいるのなら、私はとても嬉しく感じます。きっとモモも、お空から喜んでくれると思います。

問題行動の原因は飼い主にあり vol.8

それから面会謝絶状態で、モモが帰ってくる日を今か今かと待ちわびて過ごしました。時々、モモのトレーニングの様子を、隠れて覗きに行き、寂しさを堪えて陰から見守りました。

 

綾ちゃんに電話して様子を窺うと、

「モモは犬との協調性がないけど、とても賢くて性格も良いし、何も問題がないよ~!!」

「こりゃ、飼い主の問題だね~! アッキーの躾け教室の方が本当は必要だよ!」

とのこと・・・。

 

どうやら私は、タイミング良く叱ったり、根負けしないで繰り返し言い聞かせるなどのポイントを、まるで押さえられていないようでした・・・(T_T)

 

確かに私が叱っても、モモは遊びの延長のようにしか捉えず、全然言うことを聞きません。私はそんなモモにイライラして、ダラダラと怒ってしまう・・・という、全くメリハリのない躾け方をしていました。

叱る時は、リアルタイムで瞬時に、分かりやすい言葉と声で言い聞かせるのがコツです。

 これが又、なかなか上手くいかないのですよ。

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犬に問題行動が現われる原因は、飼い主にあります。

犬を躾ける時に、本腰入れてちゃんと叱ること、それは愛です。

家族の一員となり、意思疎通が取れ、調和して暮すことができるようにちゃんと躾けることは、愛犬の幸せな一生のために絶対必要です。

 

レーニング終盤、面会が許され、両親と一緒にモモに逢いに行きました。

私たちに気づいたモモは、大喜びで駆けて来て、興奮して飛びついてきたのです。

その時、力が弱い母が尻餅をついて転んでしまいました。

その様子を見て、綾ちゃんはものすごい勢いでモモを叱って、モモは喜びも束の間ションボリ立ちつくしていました。

私は可哀想になって、すぐに慰めたかったのですが、綾ちゃんの躾が無駄になってしまうと思い、ぐっと堪えました。

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ドックカンパニー ソレイユさんでのモモの様子を見ていると、モモが寄り添っているラブラドールレトリバーの老犬がいました。

綾ちゃんに聞くと、「モモが唯一慕ってくっついているあの子は、癌を患っていてね、もう命は長くない子なんだ。」とのことでした。

私にとっては暴れん坊のやんちゃなモモでしたが、とても優しい表情をしていました。

他の犬達と比べても、モモは温和しい方に見えました。

きっと、モモは仔犬の頃から、とても心優しい子だったんだね。